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写真●米Informative GraphicsのGary Heath社長 兼 CEO
写真●米Informative GraphicsのGary Heath社長 兼 CEO
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 ファイルビューア「Brava(ブラバ)」シリーズを開発する米Informative GraphicsのGary Heath社長 兼 CEO(最高経営責任者)が2011年11月2日、都内で講演。2012年に米国でリリース予定の「Brava Enterprise」次期版の新機能について説明した(写真)。

 Brava Enterpriseは、文書ファイルや画像ファイル、PDF、CAD図面などをWebブラウザで表示するためのサーバーソフト。原本ファイルはコンテンツ管理システム(ECM)に置いたまま、表示に必要なデータのみをECMから取得してクライアントに渡す。閲覧者が原本ファイルを一切修正できないのが特徴だ。ビューア機能のほかに、二つのファイルを比較して変更箇所をハイライト表示する「比較」機能や、指定箇所や文書内の個人情報を自動的に塗りつぶす「墨消し」機能、複数のメンバーで共同作業をする際にスレッド形式でコメントをやりとりする「コミュニケーション」機能などを備える。国内向けには、オーシャンブリッジが総合代理店となって提供している。

 次期版は、特にモバイルデバイス向けの機能を拡張。新たに、iPhoneやAndroid搭載のスマートフォン、iPad、Android搭載タブレット端末でのファイル表示に対応した。Heath社長は、スマートフォン向けのビューア機能について、「単に、パソコン向けのビューアをスマートフォンに対応させたということではない」と強調する。

 Bravaのスマートフォン向けビューアは主に、ファイル全体ではなく、パソコンやタブレット端末で指定したファイルの一部を閲覧することや、ファイル上にコメントを書き込む「チェンジマーク」の入力に用いる。「スマートフォンの小さな画面に文書やCAD全体を表示するのではなく、必要な箇所だけを表示する。例えば、社内にいる部下が契約書の一部について社外にいる上司に確認してもらいたいときなど、Bravaのパソコン用ビューアで該当箇所を選択して上司のiPhoneに送ることが可能だ。逆に、スマートフォンからチェンジマーク機能を使って現場にいる社員がCAD上に書き込んだ情報を、社内でリアルタイムに共有するという使い方もできる」(Heath社長)。

 そのほか、次期版では動画へコメントを書き込む機能や、SNS「Yammer」との連携機能などが追加される。次期版の米国でのリリース予定は、スマートフォン対応が2012年1~3月、タブレット端末への対応が2012年4~6月になる予定だ。国内での提供次期は未定。