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写真●左から米Calpont CEO Jeff Vogel氏、アシスト 代表取締役 ビル・トッテン氏、SkySQL CEO Ulf Sandberg氏、アシスト 取締役 勝田誠氏
写真●左から米Calpont CEO Jeff Vogel氏、アシスト 代表取締役 ビル・トッテン氏、SkySQL CEO Ulf Sandberg氏、アシスト 取締役 勝田誠氏
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 アシストは2011年11月8日、フィンランドSkySQLとMySQLおよびMariaDBのサポートに関する独占的業務提携を結んだと発表した。SkySQLはMySQLの元社員らが設立した企業で、MariaDBはMySQLをベースにした互換DBMS(データベース管理システム)。また米Calpontとカラム指向DB「Calpont InfiniDB」に関する総代理店契約を結んだことも明らかにした。

 SkySQLは、Sun Microsystemsが米Oracleに買収された後、MySQLの元社員らが設立した。CEOであるUlf Sandberg氏は、元MySQLの副社長。「SkySQL社員のMySQLでの経験年数を合計すると約200年になる」(Sandberg氏)。SkySQLにはMySQLの創立者であるMichael “Monty” Widenius氏とDavid Axmark氏も出資している。

 SkySQLはMySQLのオープンソース版であるCommunity Editionのサポートサービスを提供している。また、MySQLの生みの親であるWidenius氏の企業Monty Programと提携し、Monty ProgramがMySQLのオープンソース版をベースに開発しているMariaDBのサポートも行う。「MariaDBは、元MySQLの技術者が、MySQLよりもバグを減らすなど品質を高めてリリースしている」(SkySQL APAC Sales Director Daniel Saitou氏)とする。独Deutsche Telekom、独SiemensなどがSkySQLの顧客になっているという。

 アシストでは12月1日よりMySQLおよびMariaDBの日本語によるサポートサービスを開始する。価格は1サーバー年間9万8000円から。初年度50社のユーザーを目標としている。2011年6月に24時間365日対応のサポートも開始する。

 現在、日本でスマートスタイルがSkySQLの代理店として英語でのサポートを販売しているが、スマートスタイルも今後継続してSkySQLのサポートを販売する。

 Calpont InfiniDBは、カラム指向データベースと呼ばれるビッグデータ向けデータベース。オープンソース版の「InfiniDB Open Source」も公開している。米Warner Music GroupなどがInfiniDBを利用しているという。Calpont CEOのJeff Vogel氏は「日本市場における競合製品はOracle Exadataや米TeradataのAster Dataだと考えているが、InfiniDBはそれらよりも低コスト」と主張する。

 アシストは2012年1月よりCalpont InfiniDBの日本語版を発売する。価格は税別360万円からの予定。

 アシスト 代表取締役 ビル・トッテン氏は「アシストは長年データベースを販売してきたが、オープンソースのデータベースに対する要望が増えてきた。顧客の選択肢を増やしたい」と話す。同社は2009年からオープンソースのDBMSであるPostgreSQLのサポートを開始している。またOpenOffice.orgのサポートを提供するとともに、自社のオフィスソフトをOpenOffice.orgに移行。Linux OSであるUbuntuのサポートも2011年6月から開始しており、2011年内に自社のデスクトップパソコン約800台をWindowsからUbuntuに移行する計画も進めている(関連記事)。