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 米国で大きな影響力を持つと言われる消費者情報誌Consumer Reportsは現地時間2011年11月8日、米Appleの新型スマートフォン「iPhone 4S」について、同誌の評価基準を満たしたことから推奨リストに加えたと発表した。前モデル「iPhone 4」にあった電波受信の問題もなく、デュアルコアプロセッサを搭載するなど性能が向上していることから、iPhone 4SはiPhone 4よりも高い得点を得たという。

 Consumer Reportsは、2010年7月にiPhone 4に対して行った実験を再現する形でiPhone 4Sについて調べた。同誌によると、電波の弱い場所で本体側面左下の黒いスリット部分を指で覆うと信号が低下するという問題が前モデルにはあったが、iPhone 4Sではそのような異常は確認されなかった。

 ただし、同誌は前モデルについても新たなサンプルを取り寄せ、同じ実験を行っている。その結果、いまだ問題が解決されていないため、iPhone 4については現時点でも推奨リストに載せることはできないとしている(関連記事:Apple、「iPhone 4」アンテナ問題の無償ケース配布プログラムを9月末で終了へ)。

 一方で、先ごろ報告されたiOS 5搭載端末のバッテリー問題については、検証の結果、特に大きな問題はなかったと結論付けている。これについて同誌は、AppleがiOS 5のソフトウエアアップデートを公開した後、再度実験を行う予定(関連記事:Apple、iPhoneの電池切れ問題でiOS 5をアップデートへ)。

 なおiPhone 4SはConsumer Reportsの推奨リストに載ったが、同誌は必ずしもiPhone 4Sを最高水準の製品とは評価していない。韓国Samsung Electronicsの「GALAXY S II」、米Motorola Mobilityの「DROID BIONIC」、韓国LG Electronicsの「LG Thrill」といったAndroid搭載端末がiPhone 4Sよりも高得点だったとしている。

[Consumer Reports公式ブログへの投稿]