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写真●「Google TV」向けセットトップボックスの外観
写真●「Google TV」向けセットトップボックスの外観
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 パソコン周辺機器を手がけるスイスLogitech Internationalが、「Google TV」向けのセットトップボックス(STB)「Revue」について戦略の失敗を認めたことが海外メディアで取り上げられ、話題になっている。米Forbesは現地時間2011年11月11日付の電子版で、他社製STBが50~180ドルで販売されている状況で、Logitechが当初設定した300ドルという価格は高すぎたなどと報じている。

 11月9日に開催した投資家/アナリスト向け説明会で、Logitechの会長および社長兼最高経営責任者(CEO)代理のGuerrino De Luca氏が明らかにした。同氏はGoogle TVについて、「コンセプトは素晴らしく、今後、家庭のリビングルームに変化をもたらす可能性を持っている」としながらも、「我々がRevueを発売した昨年末の段階ではうまくいかなかった」と同社の戦略ミスを認めた。299ドルで発売されたRevueは、その後249ドルとなり、今年7月には99ドルに値下げされた。同社は欧州/中東/アフリカ地域における事業戦略の失敗も認めており、Revue事業と合わせた営業損失が1億ドルに上ったことも明らかにした。

 同氏は、「大規模な開発は時期尚早だった」ともしており、今後Revueの後継モデルの開発は行わないことも明らかにした。Google TVについては、「おそらく再び挑戦するが、その際はより小規模で慎重なアプローチを取る」としている。

 なおGoogleは、Google TVの新版を提供することを発表しているが、Logitechは公式ブログへの投稿で、すべてのRevueユーザーに対し、ソフトウエアアップデートと、顧客サポートを続けるとしている(関連記事:「Google TV」を刷新、Android Marketが搭載に)。

[四半期報告書(Form 10-Q)]
[投資家/アナリスト向け説明会資料]