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 富士通は2011年11月14日、東京大学情報基盤センターの新スーパーコンピュータ(スパコン)システムを受注したと発表した。富士通と理化学研究所が共同開発したスパコン「京」の商用版である「PRIMEHPC FX10」を採用し、理論演算性能は1.13ペタFLOPSを見込む。

 新システムは2012年4月に稼働させる予定で、納入額は約50億円。地球科学や宇宙物理学、地震学、気候モデリングといった科学技術分野での利用を想定している。

 今回受注したスパコンは「FX10」計50ラックで構成され、富士通が開発した新プロセッサ「SPARC64 IXfx」を4800個搭載する。理論演算性能は「京」の約1/10ほどで、スパコン向けにコードを最適化したアプリケーションソフトは「京」向けにも容易に転用できるという。

 総メモリー容量は150テラバイト、総メモリー帯域幅は398テラバイト/秒。このほか周辺システムとして、同社のPCサーバー「PRIMERGY」74台、ストレージ機器「ETERNUS」234台を併せて納入する。

■変更履歴
公開時のタイトルでは「1.3ペタFLOPS」となっていましたが正しくは「1.13ペタFLOPS」です。お詫びして訂正します。タイトルは修正済みです。 [2011/11/15 11:40]