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 アシストは2011年11月22日、中小企業向けOracleデータベースサーバー導入キット「DODAI」のうち、最上位モデルに相当する「DODAI-h データベース統合基盤モデル」を刷新し、提供を開始した。新たに、ディスクI/O負荷を減らし、OLTP性能を4倍に高めた。価格は、Oracle Databaseのライセンスと保守費用を除いて5400万円(税別)から。販売目標は、2012年末までに10社。

 DODAIは、Oracle Databaseの導入を容易にする主に中小企業向けのパッケージ製品である。2ノード構成のOracle Databaseサーバーシステムの構築に必要なハードウエア一式、導入サービス、保守サポートをパッケージ化している。一からシステムをそろえて構築するよりも短期間にデータベースサーバーを立ち上げられる。

 今回、既存データベースの統合に向いた最上位モデル「DODAI-h データベース統合基盤モデル」のハードウエア構成を刷新した。データベース性能のボトルネックとなるディスクI/O負荷を軽減させたことにより、トランザクション処理で従来モデルの4倍、大規模データの検索処理で従来モデルの2.5倍に性能を高めた(いずれもアシスト社内の検証)。

ストレージを高性能化、サーバーはブレードからラックマウントに縮小

 ディスクI/O性能を高める施策として、米NetAppのストレージに、オプション機器の半導体キャッシュ「Flash Cache」を搭載したほか、ストレージとデータベースサーバーを接続するスイッチ機器の帯域を1Gビット/秒から10Gビット/秒へと高めた。

 ストレージまわりの性能を向上させた一方で、データベースサーバー機は、従来モデルが採用していたブレードサーバー機からラックマウント型サーバー機へと簡略化した。これらの結果、最小構成時の価格は、7000万円(税別)から5400万円(税別)へと下がった。

 DODAI-h データベース統合基盤モデルのハードウエア構成の詳細は、以下の通り。共有ストレージは、コントローラ部が、NetApp FAS3240AE(Flash Cache 256Mバイト付き)×2台、ディスクユニット部が、NetApp DS4243(450GバイトSASディスク×12基)×2台。ストレージ接続用スイッチは、HP AS5280-24XG×2台。データベースサーバーは、HP ProLiant DL380G7×2台。ネットワークスイッチ(RACインターコネクト兼用)は、HP E2510-24G×2台。

 なお、DODAIは、全5モデルで構成する。上位3モデル「DODAI-h」が米Hewlett-Packard製のPCサーバー機を採用し、下位2モデル「DODAI-i」が米IBMのPCサーバー機を採用する。最下位モデルの価格は、Oracle Database Standard Editionの2CPUライセンス相当(1CPU×2ノード)付きで、1250万円から。