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図1 「サイバー餌付け」の現状(シマンテックの発表資料から引用)
図1 「サイバー餌付け」の現状(シマンテックの発表資料から引用)
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図2 子どもによるオンラインショッピングの現状(シマンテックの発表資料から引用)
図2 子どもによるオンラインショッピングの現状(シマンテックの発表資料から引用)
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 シマンテックは2011年11月22日、世界中の親子や教師を対象に実施した、インターネット利用に関するアンケート調査の結果を発表した。教師や学校に恥をかかせることを目的とした「サイバー餌付け」が、欧米を中心に大きな被害をもたらしているという。

 同社では、子どもや保護者のインターネット利用の実態を明らかにするために、日本を含む世界中の各国でアンケート調査を実施。その結果を「ノートン オンライン ファミリー レポート」というレポートにまとめて公表している。

 今回公表されたのは2011年版。同レポートは今回で4回目となる。実施期間は2011年2月6日から3月14日。調査対象は、日本や米国を含む24の国および地域の保護者2956人、子ども4553人(8歳から17歳)、教師2379人。これらのうち、国内の対象者は、保護者512人、子ども200人、教師100人。

 今回公表されたレポートでは、サイバー餌付けと呼ばれる“攻撃”を初めて取り上げた。英語では「cyber-baiting(サイバーベイティング)」と書く。これは、教師をわざと怒らせて、その様子を撮影した動画をネットで公開する行為。教師や学校に恥をかかせることが目的だ。

 生徒は、教師が激しく怒るまで嫌がらせを行う。そして、教師が怒ると、その様子を携帯端末で撮影し、自分のSNSやブログ、あるいは動画投稿サイトなどで公開する。嫌がらせを“餌”にして、教師を“釣り上げる(怒らせる)”ので、サイバー餌付けと呼ばれるという。

 「2009年ごろから米国で行われるようになり、現在では欧米を中心に大きな問題になっている。このため、今回から調査項目に入れた」(同社コンシューマ マーケティング統括本部 統括本部長のロジャー・ヨーダー氏)。

 調査の結果、21%の教師が、ネット餌付けの被害に遭ったことがあるか、被害に遭った教師を知っていると答えた(図1)。

 オンラインショッピングに関する調査では、調査対象となった子どもの33%がネットで買い物をしたことがあると回答。そのうちの24%は、親に気付かれずに買い物をしたことがあると答えた(図2)。