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図 システム構成例
図 システム構成例
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 パナソニック セミコンダクター社は、V-High帯を利用する全国向け携帯端末向けマルチメディア放送(ISDB-Tmm)規格に準拠したワンチップモバイルDTVフロントエンドLSI「MN88551」を開発、2011年12月に量産出荷を開始すると発表した。

 広帯域CMOS-RFをDRAM混載プロセス用にチューニングし、携帯端末向けマルチメディア放送対応のRF回路とODFM復調回路、誤り訂正用メモリをワンチップに統合した。受信アンテナからバンドパスフィルタを通したあとの信号を入力すると、復調後のTS(トランスポートストリーム)が出力される(図)。

 98端子のWLCSP(Wafer Level Chip Size Package、4.2mm×4.5mm×0.4mm、0.4mmピッチ)を採用し、業界最小サイズを実現したという。

 ISDB-Tmmに加えて、すでに放送されているフルセグ規格(UHF帯)にも対応する。また、2013年以降でのサービスが検討されているISDB-Tsb規格(V-Low帯)にも対応する。移動受信性能を約20%向上させ、フルセグ受信時も安定した受信を実現するという。

 消費電力は、ISDB-Tmm受信時が175mW、フルセグ受信時が190mW、ワンセグ受信時が90mW、ISDB-Tsb受信時が145mWである。

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