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 フィンランドNokiaとドイツSiemensの合弁会社Nokia Siemens Networksは現地時間2011年11月29日、米NewNet Communication TechnologiesにWiMAX事業を売却する計画を明らかにした。手続きは年内に完了する見込み。同事業は、Nokia Siemensが4月に米Motorola Solutionsから買収した。

 NewNetは、Nokia SiemensからすべてのWiMAX製品ポートフォリオをはじめ、関連の従業員と資産、顧客とサプライヤーを取得する。これにより約300人のNokia Siemens社員がNewNetに移籍する。

 Nokia Siemensは2010年7月19日に、Motorola Solutionsから無線事業を12億ドルで買収する計画を発表した。当初は2010年以内の買収成立を目指していたが、中国当局の調査延長などにより手続きが2011年にずれ込んだ(関連記事:Nokia SiemensによるMotorola無線資産の買収、中国当局の調査延長によりさらに延期)。2011年4月に、同買収計画に異議を唱えていた中国Huawei Technologies(華為技術)とMotorola Solutionsの係争が決着し(関連記事:MotorolaとHuaweiが和解、訴訟合戦に終止符)、同年4月29日に買収手続きが完了した。買収対象にはWiMAXのほか、GSM、CDMA、WCDMA、LTE関連事業が含まれる。Huaweiとの和解条件の関係から、買収金額は12億ドルから9億7500万に変更された。

 なお、Nokia Siemensは11月4日にマイクロ波伝送事業を米DragonWaveに売却する計画を発表し、11月23日には世界で1万7000人を削減するリストラ計画を明らかにしている。

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