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The Spy Filesで民衆監視状況を視覚化しているところ
The Spy Filesで民衆監視状況を視覚化しているところ
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 内部告発サイトWikiLeaksは現地時間2011年12月1日、新たなプロジェクト「The Spy Files」を立ち上げた。民衆監視システム業界に関するデータを順次公開する。第1弾として287件のドキュメントをリリースした。

 このプロジェクトの専用サイトによれば、民衆監視システム業界は技術先進国を本拠とする契約事業者で構成されており、監視用装置やサービスを新興国や西側諸国の情報機関に販売している。買い手である軍や警察はひそかに民衆の電話を盗聴したり、コンピュータに入り込んだり、携帯電話からユーザーの位置を追跡したりしている。

 The Spy Filesでは、160に及ぶ契約事業者の会社名と、どのような製品やサービス、システムが販売されているかが分かるようにする。リリースしたドキュメントには、各社のプレゼン資料、パンフレット、マニュアル、契約書、価格表などが含まれる。いずれも専用サイトからアクセスできる。

 同プロジェクトには、ドイツ公共放送連盟、英調査報道ジャーナリスト協会、インドの新聞「Hindu」、イタリアの週刊誌「L'Espresso」、フランスのデジタルメディア「OWNI」、米紙「Washington Post」などが協力している。

 ドキュメントのほか、世界で行われている監視の状況を視覚化したWebページも公開している。