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 米Amazon.comのタブレット端末「Kindle Fire」の販売が好調に推移しており、第4四半期(10~12月)における出荷台数のシェアは米Appleの「iPad」に次ぐ第2位になる――。こうした予測を米国の市場調査会社IHS iSuppliが2011年12月2日に公表した。

 Amazonが、Kindle Fireの予約販売を開始したのは9月28日。出荷は11月14日に始めている。Amazonは既にKindle Fireが同社米国サイト「Amazon.com」で最も売れる商品になったと発表していたが、具体的な販売台数については明らかにしていない。IHS iSuppliは、第4四半期の3カ月間で390万台のKindle Fireが出荷されると見ており、世界のメディアタブレット市場における同端末のシェアは13.8%に達すると予測している(関連記事:Amazon.com、ブラックフライデーの「Kindle」販売台数、1年前の4倍に)。

 IHS iSuppliが予測する、同期間における韓国Samsung Electronicsのシェアは4.8%で、iPadのシェアは65.6%。同社のシニアマネージャーRhoda Alexander氏は「iPadの登場からおよそ2年半。初めてその成功の秘訣と同等のものを持つ端末が登場した。これまでの市場の反応を見ると、Kindle Fireは低価格路線や、マーケティング手法、豊富なコンテンツといった組み合わせが正しかったことを示しているようだ」と述べている。

 これに伴ってIHS iSuppliは従来6000万台としていた2011年のタブレット出荷台数予測を6470万台に上方修正した。これは2010年の約3.7倍という数値。同社は2015年の出荷台数も、従来予測の2億7530万台から2億8720万台に引き上げている。

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