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 デジタルアーツは2011年12月7日、全国の小・中・高校生を対象に実施した携帯電話・スマートフォンの利用実態調査の結果を発表した。調査によると、スマートフォンを持つ子どもは、スマートフォンを持たずに携帯電話を使う子どもよりもインターネット上のトラブルを経験した割合が高かった。

 同調査は、2011年11月18日から19日の2日間、財団法人インターネット協会の監修のもと、全国の10歳から18歳までの男女を対象にインターネット上でアンケートを実施したもの。合計1236人から有効回答を得た。

 調査によると、iPhone、Android搭載端末などのスマートフォンを所有する子どもは全体の14.4%で、全年代のスマートフォン所有率の9.5%(日経BPコンサルティング調べ、2011年6月22日~27日に調査)よりも多かった、また、スマートフォン非所有者のうち、今後スマートフォンを使ってみたいと回答した人は64.2%に上り、子どもたちがスマートフォンに高い関心を持っていることが分かった。

 スマートフォンを持つ子ども、今後持ちたい子どもが多い一方で、家庭内において、子どもが安全にスマートフォンを利用するための対策が十分に行われていないケースが多いことも明らかになった。家庭内で携帯電話・スマートフォンの使用ルールを設けている割合は、スマートフォン非所有者は70.9%、スマートフォン利用者は39.9%だった。また、フィルタリングを利用している割合はスマートフォン非所有者で42.8%だったのに対して、スマートフォン利用者では27.5%にとどまった。

 その結果、スマートフォンを使う子どもは、インターネット上のトラブルを経験する割合が多くなっている。アダルトサイトや違法サイトなどを閲覧した経験を尋ねたところ、経験があると回答した子どもの割合は、スマートフォン非所有者の37.1%に対し、スマートフォン利用者では63.5%に上った。さらに、スマートフォン利用者の約半数にインターネット上で知り合った友達がおり、そのうち3人に1人は実際に1人で会いに行った経験があったという。

[発表資料1発表資料2(PDF)]