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写真●富士通マーケティングの「GLOVIA smart きらら OCR」の画面
写真●富士通マーケティングの「GLOVIA smart きらら OCR」の画面
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 富士通マーケティング(FJM)は2011年12月8日、ショッピングセンター(SC)の売り上げの自動収集・照合を支援する「GLOVIA smart きらら OCR」を提供すると発表した。ソフトウエアと専用装置・シートなどで構成する。特徴は、OCR(光学文字認識)でレイアウトや大きさが異なるレシートの読み取りを可能にしたこと。FJMによれば、これによりSCの管理者が売り上げ集計作業に費やす時間を「導入前に比べて約7割削減可能」としている。

 GLOVIA smart きらら OCRは、SCの運営会社がテナントからレシートなどを通じて売り上げ情報を収集し、日次の売り上げデータを作成するまでの業務を支援する。OCRによるレシートの自動認識機能は、FJMが富士通コンピュータテクノロジーズと共同開発した「店舗別レシートデータ収集装置」で実現した。専用シートに形式の異なる伝票を挟み、専用装置で読み取ることで必要な数値を自動認識する。レシートの大きさが異なる場合だけでなく、売り上げ合計を示す用語が異なる場合や、レシート内に同一の項目がある場合でも必要な項目を認識できる。FJMによると現在の認識率は「90%以上」である。

 これまでテナントの売上高の集計作業は、「運営会社が専任の担当者を配置し、手作業で処理するのが一般的」(FJM)という。テナントごとに設置したPOSシステムから売り上げ情報を記録したレシートを出力するため、レシートの大きさやレイアウトが異なっており、手作業での入力が必要になっていた。

 GLOVIA smart きらら OCRの価格は150万円から。SCだけでなく、GMS(総合小売業)やサービスエリア、駅ナカなど多くのテナントを抱える事業の運営会社に売り込んでいく。FJMは2014年度までに300セットの販売を目指している。