PR
あるサイトで公開されていた、今回のウイルス混入アプリの例(エフセキュアの情報から引用)
あるサイトで公開されていた、今回のウイルス混入アプリの例(エフセキュアの情報から引用)
[画像のクリックで拡大表示]

 フィンランドのエフセキュアや英ソフォスなどのセキュリティ企業は2011年12月12日、米グーグルが運営する「Androidマーケット」において、ウイルス(悪質なプログラム)が混入された海賊版アプリが、多数公開されていたことを明らかにした。現在は削除済み。

 ウイルスが混入されていたAndroidアプリは10種類以上。いずれも人気アプリの海賊版。ウイルス作者は海賊版にウイルスを仕込み、無料アプリとして公開していた。例えば、「Angry Birds」「Cut the Rope」「NEED FOR SPEED Shift」といったアプリの海賊版にウイルスが仕込まれていた。

 アプリをインストールすると、表面上は問題ないが、バックグラウンドでウイルスが動作。有料のSMSにメッセージを送信し、課金させる。欧州やロシアなど18カ国のユーザーが今回のウイルスに感染すると、勝手に課金されるという。

 今回のウイルス混入アプリを公開していたのは、「Lagostrod」と名乗る開発者。エフセキュアによれば、「Miriada Production」と名乗る企業も、同様のウイルス混入アプリを公開していたという。

 現在は、Androidマーケットから削除されている。ただ、公開されてから削除されるまでに1日以上経過しているため、多数のユーザーにダウンロードされた。ソフォスによれば、1万件以上ダウンロードされたウイルス混入アプリがあるという。

 また、Androidマーケットからは削除されたものの、ほかのアプリ公開サイトでは、現在でも公開されている可能性があるとして、エフセキュアでは注意を呼びかけている。