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写真1●Arista 7050T-64の外観
写真1●Arista 7050T-64の外観
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写真2●米Arista NetworksでInternational Sales担当VPを務めるMark Foss氏
写真2●米Arista NetworksでInternational Sales担当VPを務めるMark Foss氏
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 アリスタネットワークスジャパンは2011年12月14日、10GBASE-Tポートを搭載したL2/L3スイッチ「7050T」(写真1)を出荷した。1000BASE-Tから10GBASE-Tへの移行需要を狙う。価格(税別)は、アップリンクが10GbEの下位モデルが230万円から、40GbEの上位モデルが300万円から。販売目標は今後3年間で10億円。開発会社は米Arista Networks。

 同社は、2007年に製品出荷を開始したスイッチ機器の新興ベンダー。特徴は、汎用プロセッサ(各社のASIC)とLinux OSを組み合わせていること。プロセッサを市場からその都度自由に選んで採用しているため、価格当たりの性能が高い。また、Linux機であるため、機能の開発生産性が高い。ユーザーみずから任意のソフトをコンパイルして動作させることも可能。

 今回、10GbEの高密度スイッチのラインアップを拡充した。既存機種「7050S-64」(SFP+ポート×48個)に加え、新たにツイストペアケーブルを使う機器「7050T」(10GBASE-T×48個)を追加した。「2012年にサーバーの標準ポートは10GBASE-Tになる」(米Arista NetworksのMark Foss氏、写真2)と見ており、1000BASE-Tからの移行需要に応える。

 アップリンクポートの種類に応じて2モデルを用意した。上位機種の「7050T-64」は、アップリンク用にQSFP+ポートを4個搭載する。一方、下位機種の「7050T-52」はSFP+ポートを4個搭載する。なお、いずれのモデルも、10GBASE-Tポートの消費電力は、ポート当たり7W以下をうたう。

バックアップ経路を有効活用

 同社製品は、MLAGと呼ぶ、Active-Active構成のL2バックアップ経路を利用できる。一般的なSTPとは異なり、メインとバックアップの経路の両方を同時に利用できる。こうした工夫は、仮想サーバー環境などのように、サーバー同士の横方向のトラフィックが頻ぱんに発生する場合で優位になる。

 「サーバー同士の横方向のトラフィックが全体の8割を占める」と説明するのは、アリスタネットワークスジャパンの兵頭弘一氏。この一方で、1990年代は、ネットワーク帯域を埋めるキラーアプリケーションは電子メールであり、社内と社外をつなぐ縦方向のトラフィックが全体の8割を占めていたという。

 なお、今回、10GBASE-Tポート搭載の2製品のほかに、2つの新機種も同時に出荷した。40GbEポート(QSFP+×16個)を搭載した「7050Q-16」(税別450万円から)と、10GbEポート(SFP+×48個)搭載機種の下位機種でアップリンクを10GbEとした「7050S-52」(税別300万円から)である。