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 日本SGIは2011年12月14日、WOWOWにフルハイビジョンによるファイルベースの送出基幹システムの中核となるコンテンツサーバーシステムを納入したと発表した。WOWOWは、送出基幹システムの中核として今回のコンテンツサーバーを導入し、10月1日から稼働させて3チャンネルのハイビジョン放送を開始している。

 送出基幹システム全体は、東芝と共同で開発した。日本SGIはこの送出基幹システムにおいて、番組や放送素材などの大容量蓄積部であるコンテンツサーバーの設計と構築を行った。コンテンツサーバーは、テープ・ファイルで搬入される番組やCM、テロップを取り込み、一元管理する大容量蓄積システムである。これら多くのコンテンツ登録時に位置情報やメタデータを取得する。またサムネイルを生成することで一元管理機能および検索機能を有するという。

 ファイル化された番組やCM素材は、世界各地で稼動実績のある米HarmonicのOmneon MediaGridアクティブストレージ・システムに冗長化された状態で格納される。「最大でおよそ5000時間分の番組を蓄積することが可能」という。

 素材の取り込みや検索、字幕登録には、日本SGIが独自に開発したソフトウエア製品群を使用する。合計16台のRackable Standard-Depthサーバーで処理を行う。放送時には、高速ネットワークで接続した東芝構築による送出サーバシステム(VIDEOSneo)にファイルが転送される。

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