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 総務省は2011年12月14日、携帯向け900MHz帯の割り当て申請の受け付けを開始すると発表した。受け付け期間は2011年12月14日から2012年1月27日である。

 割り当てを希望する事業者は、12月9日に決定した審査基準「3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設指針」(関連記事:900MHzプラチナバンド争奪戦始まる、総務省が審査基準公表 )に沿って申請書を記入する。記入マニュアルは後日、総務省の「700/900MHz帯周波数再編ポータルサイト」で公表される。

 各携帯電話事業者はこの900MHz帯を獲得し、スマートフォンの普及で増加を続けるトラフィックの新たな逃がし先を確保したい考えがある。さらにソフトバンクモバイルやイー・アクセスなど700M~900MHz帯を持たない事業者にとっては、電波が遠くまで届き、遮へい物を回り込みやすいという900MHz帯の特性から、郊外などのエリア構築が容易になったり、都市部のオフィスや自宅の中でつながりやすなったり、といったメリットが得られる。

 今回割り当て予定の900MHz帯は、欧州における携帯電話の規格であるUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)のBand8にほぼ一致しており、Band8に合わせて作られた携帯電話機を日本で調達して利用することも容易になる。

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