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 ソーシャルゲーム大手の米Zyngaが、現地時間2011年12月16日に店頭株式市場NASDAQで新規株式公開(IPO)を果たし、約10億ドルを調達した。しかし取引初日の終値は公開価格を5.0%下回る9.50ドルとなった。

 Zyngaは2011年7月1日にIPOを申請したが、その後米国の景気が悪化し、実施を延期していた。12月2日にあらためて米証券取引委員会(SEC)に修正書類を提出し、1株につき8.50~10.00ドルの公募価格で、1億株を公開することを明らかにした(関連記事:Zynga、IPOの公募価格を1株8.50~10.00ドルに設定)。IPO前日の12月15日には公開価格を1株10ドルに決定した(Zyngaのプレスリリース)。

 12月16日は11.00ドルの初値が付き、11.50ドルまで上昇したものの、急速に下降し一時は9.00ドルまで下がった。最終的に公開価格より0.50ドル安の9.50ドルで取引を終えた。

 米英メディアの報道(Wall Street JournalNew York TimesFinancial Timesなど)によると、10億ドルという調達額は米国インターネット企業としては米Google以来の規模となる。しかし、7月時点で200億ドルと見積もられていたZyngaの企業価値は、IPOの際に70億ドル、初日終了時点で66億ドルとされている。IPOで市場を沸かせたネット企業の株価は最近、下降気味である。米Grouponは公開価格の20ドルを一時割り、米LinkedInは初日終値から30%下がっている。なお、SNS大手の米Facebookは2012年4月~6月にIPOを実施すると見られている。