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写真●EMC VNX5500-Fの外観
写真●EMC VNX5500-Fの外観
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 EMCジャパンは2011年12月20日、搭載ドライブをすべてSSD(Solid State Drive)としたSAN/NAS統合ストレージ「EMC VNX5500-F」(写真)を出荷した。フルSSD構成でストレージアクセス性能を高め、OLTP(オンライントランザクション処理)用途を狙う。価格は個別見積もり。

 VNX5500-Fは、SSD(100Gまたは200Gバイト)を搭載するSAN/NAS統合ストレージ。最小25ドライブ(2.5Tバイト)から最大250ドライブ(50Tバイト)の構成で利用する。HDD(ハードディスク)だけで構成した場合と比べ、性能が10倍に高まるとしている。

 製品自体は、SSD/HDD兼用の既存機種「VNX5500」とまったく同じ。VNX5500-Fは、VNX5500の“オールSSD構成モデル”に相当する。オールSSD構成で使う場合は、VNX5500よりもVNX5500-Fの方が発注が容易になる。価格もVNX5500をオールSSD構成で利用した場合と同じであり、VNX5500と同様に、SSDに加えてHDDもサポートする。

 主な仕様は、以下の通り。コントローラユニット(本体)の「ディスク・プロセッサ・エンクロージャ」(DPE)は、高さ3U型のきょう体に、コントローラ機能と、2.5インチSSDを21基搭載する。CPUはXeon 5600で、メモリーは24Gバイト。NASファイルサーバー(NFS/CIFS)とSAN接続ブロックストレージ(iSCSI、Fibre Channel、FCoE)のいずれとしても利用できる。

新型の拡張シャーシは4Uに60ドライブを格納

 またVNX5500-Fの出荷に合わせて、VNXファミリ向けのドライブ拡張ユニット「ディスク・アレイ・エンクロージャ」(DAE)に、高さ4Uに2.5インチドライブを60基搭載できる高密度版を追加した。従来のDAEでは、高さ2Uに2.5インチドライブを25基格納するユニットと、高さ3Uに3.5インチドライブを15基格納するユニットの二つがあった。

 DAEには、SSD、高速SASディスク、ニアラインSASディスクの3種類のドライブを搭載できる。容量3TバイトのニアラインSASディスクと今回の高密度ドライブシャーシを組み合わせると、フロアタイル当たり1.6Pバイトの情報の保存が可能となる。これまでのドライブシャーシに比べて、設置面積を最大で60%削減できる。

■変更履歴
4段落目に「NASファイルサーバー(NAS/CIFS)」とありましたが「NASファイルサーバー(NFS/CIFS)」の誤りです。以上、お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2011/12/21 14:50]