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 米Mozillaは現地時間2011年12月20日、検索エンジンに関する米Googleとの契約を3年更新したと発表した。これにより、Googleは引き続きMozillaのWebブラウザーFirefoxのデフォルト検索エンジンとなる。

 両社の契約は2008年8月に更新され、2011年11月に期限を迎えていた(関連記事:Mozilla,GoogleをFirefoxの標準にする契約を延長)。なお金額も含めて契約の詳細な条件については明らかにしていない。

 MozillaはGoogleとの契約により安定した収入を得ることができる。米メディアの報道(InfoWorld)によれば、2010年におけるMozillaの売上高は1億2000万ドルで、その84%にあたる1億300万ドルがGoogleとの契約によるものだった。

 Googleへの大幅な依存はMozillaにとって課題でもある。Mozillaは2011年10月に、米Microsoftの「Bing」をデフォルト検索エンジンとして搭載したカスタム版のWebブラウザー「Firefox with Bing」をリリースしている(関連記事:MicrosoftとMozilla、Bing標準搭載バージョンのFirefoxをリリース)。

 GoogleのWebブラウザー「Chrome」はシェアを拡大しつつあり、いまやGoogleとMozillaは競合する立場にある。アイルランドStatCounterの調査によると、11月にChromeが初めてFirefoxを抜き、Microsoftの「Internet Explorer」に次ぐシェアを獲得した(関連記事:Chromeが初めてFirefoxを抜き2位に、世界市場シェア調査)。

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