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 米国人が写真や動画を撮影する機器は、従来のコンパクトデジタルカメラやデジタルビデオカメラから、スマートフォンへと急速に移りつつある――。こうした調査を米NPD Groupが現地時間2011年12月22日に公表した。

 それによると、米AppleのiPhoneなどのスマートフォンで撮影された写真の割合は、2010年の17%から2011年には27%に増えた。一方でデジタルカメラで撮影された写真の割合は52%から44%に減少している。

 各機器の市場を見ると、2011年1~11月の期間、コンパクトデジタルカメラは販売台数が17%減少し、販売金額では18%減少した。また、小型ビデオカメラは同じ期間に、販売台数で13%減、金額では27%減となった。「デジタルビデオカメラやコンパクトデジタルカメラは、スマートフォン普及の直接的な影響を受けているようだ」とNPD Groupは述べている。

 ただしこれらは、「スマートフォンに高機能カメラ機能が搭載されたことに伴って、消費者の撮影習慣に変化が生じたため」と同社は分析している。一方で大切なイベントや旅行などの際には、より高機能のカメラを使いたいという需要があり、そうした機器の市場は伸びている。

 同社によると、レンズ交換式のデジタルカメラは、同じ期間に販売台数で12%増となり、販売金額では11%伸びている(平均販売価格は863ドル)。またコンパクトデジタルカメラはズーム倍率が10倍以上のモデルが、販売台数で16%増、金額で10%増加している(平均販売価格247ドル)。

 調査は2011年11月11~21日の期間、13歳以上の米国人を対象にオンラインでアンケートを実施して行った。

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