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 2012年1月9日18時半(米国現地時間)より、アメリカのラスベガスで「2012 International CES」のキーノートが開催され、米MicrosoftのCEOであるスティーブ・バルマー氏が登壇した。

 CESにおけるマイクロソフトのキーノートは毎年恒例となっていたが、今回でいったん終了となることが発表されていた。そのため、例年にも増して多くの注目が集まっており、会場となったホテルのフロアーには、イベント開始1時間半前からすでに長蛇の列ができた。

 キーノートはスティーブ・バルマー氏と、ホスト役となるアメリカの人気司会者、ライアン・シークレスト氏のトークを軸に、それぞれの製品担当者が最新情報を紹介するという形式で進められた。

 取り上げられたマイクロソフト製品はWindows Phone、Windows 8、Xboxの3種類。大きな新製品の発表こそなかったものの、初となるLTE対応のWindows Phone端末や、Windows 8の最新の画面、そしてKinectの新しい展開が紹介され、2012年のマイクロソフトのコンシューマ向け製品の動向を総合的に俯瞰する内容となった。

マイクロソフトによる最後のCESキーノート

写真1●CEAのCEO兼プレジデントであるゲイリー・シャピロからバルマー氏に記念品が贈呈された
写真1●CEAのCEO兼プレジデントであるゲイリー・シャピロからバルマー氏に記念品が贈呈された
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 最初に壇上に登場したのは、CESの主催者であるCEA(Consumer Electronics Association)のCEO兼プレジデントであるゲイリー・シャピロ氏。シャピロ氏は、PCが消費者のエンターテイメント体験において欠かせない存在になってきたと述べ、その中でCESが果たしてきた役割を説明。マイクロソフトについては、創業者のビル・ゲイツ氏が初めてCESに登壇した1995年の逸話を紹介した。

 その後にスティーブ・バルマー氏が登場。今回で最後のCESキーノートへの登壇となるマイクロソフトに対し、シャピロ氏から記念品が贈呈された(写真1)。

写真2●キーノートに先駆けてビル・ゲイツ氏の動画が流された
写真2●キーノートに先駆けてビル・ゲイツ氏の動画が流された
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  この後、マイクロソフトの歴史を振り返る動画がスクリーンで再生された。内容はWindows 1.0から始まり、ビル・ゲイツ氏からスティーブ・バルマー氏、そしてWindows 7へと至るマイクロソフトの歴史を振り返るというもの。動画ではサンプリングしたゲイツ氏とバルマー氏の音声を組み合わせてラップ風にするという斬新な手法が用いられた(写真2)。

写真3●キーノートは人気司会者のライアン・シークレスト氏(左)とスティーブ・バルマー氏(右)が対談する形で進められた
写真3●キーノートは人気司会者のライアン・シークレスト氏(左)とスティーブ・バルマー氏(右)が対談する形で進められた
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 動画が終わったところで、ホスト役となる人気司会者、ライアン・シークレスト氏、マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏が登壇し、キーノートが始まった(写真3)。

 背景のスクリーンがMetro UIの特徴となるタイルベースの画面に切り替わると、バルマー氏はMetro UIの重要性に言及。今後のマイクロソフトにとって欠かせない存在になると強調した。Metro UIはWindows Phoneや2012年に登場が予測されるWindows 8で搭載されるマイクロソフトの新UIである。

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