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バスが停止している状態では60Mbps以上の速度を記録した
バスが停止している状態では60Mbps以上の速度を記録した
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テストに利用した中国ファーウェイ・テクノロジーズ製の端末「E392」
テストに利用した中国ファーウェイ・テクノロジーズ製の端末「E392」
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AXGP端末間でテレビ電話が問題なく利用できる様子も見せた
AXGP端末間でテレビ電話が問題なく利用できる様子も見せた
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 ソフトバンクグループのWireless City Planningは2012年1月18日、同社の高速無線通信「AXGP」による通信テストを公開した。東京都心部をバスで移動をしながら通信し、条件が良い場所では60Mbpsを超える様子を示した。

 テストは東京・銀座から東京駅周辺にかけて、バスで走行しながら車内に設置したAXGP対応の端末で通信するというもの。端末は中国ファーウェイ・テクノロジーズの「E392」。説明員によると、端末が対応する通信速度は最大76Mbpsであるという。基地局はルート周辺のビル屋上などに数100mの幅で配置されている。

 まずはFTPサーバーからデータをダウンロードする速度を測定した。バスが走行している状態でも20M~40Mbpsの速度が出ており、電波状況の良い東京駅周辺でバスが停止すると60Mbpsを超える速度が確認できた。局所的には10Mbps程度に落ち込む場面も見られたが、安定した通信速度が出ていた。なお、同日の説明会で解説があったクラウド基地局のサーバーによる制御機能は現時点では本格的には利用していないという。

 次に動画データを再生しながらダウンロードするテストを紹介した。動画はスムーズに再生できており、約4分の高精細動画のダウンロードが1分18秒で完了した。このほか、バスの内部と外部のレストランに置かれたAXGP端末との間でテレビ電話を利用する様子を見せ、映像が途切れることなく対話できていることを示した。