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写真1●Eugrid SecureDesktop 2.0を使用中の画面。タスクアイコンが表示される
写真1●Eugrid SecureDesktop 2.0を使用中の画面。タスクアイコンが表示される
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写真2●Eugrid SecureDesktop 2.0の設定画面の一つ。ストレージアクセスを制御
写真2●Eugrid SecureDesktop 2.0の設定画面の一つ。ストレージアクセスを制御
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 Eugridは2012年1月26日、書き込みキャッシュを応用してWindowsパソコンからの情報漏えいを防止するソフトの新版「Eugrid SecureDesktop 2.0」(写真1写真2)を出荷した。ディスクにデータを書き込まないことによって、電源オフ時に文書作成作業の痕跡を消し去るソフトである。新版では、USBメモリーの種類や所属ネットワークを判断した細かいアクセス制御が可能になった。価格(税別)は、1台当たり9800円。保守料(必須)は、1台当たり年額1470円。稼働OSは、Windows XP/Vista/7。

 Eugrid SecureDesktopは、ユーザーによるディスクへの書き込みを制限することによって、パソコン盗難/紛失時に機密情報が漏えいしないようにするソフトである。Windowsファイルシステムのフィルタードライバーとして動作し、ディスクへのローカル書き込みを、メインメモリーの一部を割り当てた専用のメモリー領域を使ってキャッシュする。これにより、ユーザーがログオン中に作成/保存した全文書を、電源オフとともに消し去ることができる。盗難/紛失の恐れがある社外持ち出しパソコンに向く。

 書き込みキャッシュの対象は、ファイル/フォルダー単位である。標準で、ユーザー文書の作成/保存先として一般的な、ユーザープロファイル用フォルダー群がキャッシュの対象となる。さらに、データの書き込みプロセスの実行者がユーザーなのかシステムなのかによって、キャシュの対象になるかどうかが決まる。Windows Updateやウイルスパターンの更新などはキャッシュの対象とならず、ユーザーが作成する文書だけを対象にすることができる。

 キャッシュ用に割り当てるメモリー容量は、メインメモリーの使用状況に応じて動的に決まる。キャッシュ容量とキャッシュの利用量は、システムトレイのタスクアイコンなどに表示する。キャッシュ容量の空きが少なくなると警告する。

 新版では、外部保存媒体の一つであるUSBメモリーへのアクセス設定を、USBメモリーのシリアル番号によって制御できるようにした。従来は、ハードディスクと同様に、「利用禁止(読み書き不可)」「読込のみ(読み込みのみ可能)」「制限なし(読み書き可能)」のいずれかを、すべてのUSBメモリーについて一様に設定するしかなかった。今回、USBメモリーのシリアル番号に応じて、アクセス設定を切り替えられるようにした。

 新版ではまた、外出先からVPN経由で社内LANにリモートアクセスする用途に合わせ、利用できるネットワークに制限をかけられるようにした。具体的には、二つの機能を提供する。一つは、あらかじめIPアドレスで指定したVPN接続サーバー以外にはインターネットアクセスできないようにする機能である。もう一つは、VPN接続後、あらかじめIPアドレスで指定した社内LAN上のホストを検知した場合に、前者のインターネット接続先の固定機能を解除する機能である。VPN接続が途中で切れた場合は、再度、インターネット接続先がVPNサーバーに固定される。