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 フィンランドNokiaが現地時間2012年1月26日に発表した2011年第4四半期の決算は、国際会計基準(IFRS)ベースの売上高が100億500万ユーロで前年同期から21%減少した。純損失は10億7200万ユーロ(希薄化後の1株当たり損失は0.29ユーロ)で3四半期連続の赤字となった。

 デバイスおよびサービス事業の売上高は59億9700万ユーロで前年同期比29%減少した。携帯端末全体の出荷台数は1億1350万台で8%減少し、平均販売価格(ASP)も69ユーロから53ユーロに低下した。スマートフォンを含むスマートデバイスの出荷台数は同31%減の1960万台、従来型携帯電話の出荷台数は1%減の9390万台だった。

 Nokiaは2011年10月に、米Microsoftとの提携に基づく「Windows Phone」搭載スマートフォン「Lumia」シリーズを発表。同年11月より英国をはじめとする欧州諸国や香港、インド、ロシア、シンガポール、台湾などに投入し、2012年1月に北米でも販売を開始した。Nokia最高経営責任者(CEO)のStephen Elop氏によると、Lumiaの累計出荷台数は100万台を突破したという。

 デジタル地図のNAVTEQを含むロケーションおよびコマース事業の売上高は3億600万ユーロで前年同期と比べ15%増加。Nokia Siemens Networks事業の売上高は38億1500万ユーロで同4%減少した。

 2011年通年の売上高は前年比9%減の386億5900万ユーロ。純損失は12億ユーロ(希薄化後の1株当たり損失は0.31ユーロ)で前年の18億5000万ユーロの黒字(希薄化後の1株当たり利益は0.50ユーロ)から赤字に転落した。

 2011年通年のデバイスおよびサービス事業の売上高は239億4300万ユーロで前年比18%減少した。携帯端末全体の出荷台数は同8%減の4億1710万台で、そのうちスマートデバイスは同25%減の7730万台だった。

 今回の決算発表で大幅な減収と赤字を報告したものの、アナリストの予測ほど悪くなかったため、同社株価は2.7%増の4.16ユーロに上昇した(英Financial Timesの報道)。

 Nokiaは同日、2011年の配当を1株当たり0.20ユーロとすることも発表した。正式な配当額の決議は5月3日の株主総会で行われる。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]