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 起業支援のための開発合宿イベント「ブレークスルーキャンプ」の継続開催が決まった。前回の「ブレークスルーキャンプ 2011 Summer」は、ブレークスルーパートナーズ主催、スローガン共催により、2011年7月~9月に行われた。“スマートフォン/ソーシャルメディア時代のトキワ荘を作る”を掲げ、23チームが短期間でスマートフォン向けアプリやサービスの開発を目指した。オフィススペースやウイークリーマンションの無償利用、多数のゲストによる講演などユニークな周辺活動で構成された(関連記事1関連記事2)。

 継続開催となる同イベントは、2012年中に4回の開催が決まっている。一連のイベントは、アイ・エム・ジェイとIMJインベストメントパートナーズが主催、ブレークスルーパートナーズの赤羽雄二氏が協力する形をとる(ホームページ)。専用のオフィス(渋谷駅周辺)と、IMJのエンジニアによるサポートデスク、毎週木曜の週次ミーティングと懇親会などが用意される。

 2012年の活動は「世界で勝てるベンチャーを生み出すこと」を目指すという。そのため、選抜されたチーム(起業して間もないベンチャーと起業検討中のチーム)には1チームあたり500万円を出資し、次の資金調達に向けて事業化を強力に支援することにしている。

 2月10日には、東京・渋谷でキックオフイベントを開催する。今回の「Winter」プログラムについては2月中旬まで応募を受け付け、面談やセッションを経て、3月16日には参加チームが最終決定される。ここで参加が決まったベンチャー企業には、3月下旬に500万円を出資する。

 その後、Springプログラムは4月1日に募集開始し6月下旬に出資、Summerプログラムは7月1日に募集開始し9月下旬に出資、Fallプログラムは10月1日に募集開始し12月下旬に出資することにしている。

 前回に引き続き開催に携わるブレークスルーパートナーズの赤羽氏は、前回の活動を振り返り「全23チームが1チームも脱落せずに2カ月間でサービスを実装したことで、日本の学生エンジニアの力を実証できた。各種のコンテストで受賞した作品もあり、サービスの質も高い」と評価する。

 一方で、改善点としては、「企画を詰めるのに時間をとられた。合宿前に完成度を上げておき、合宿の2カ月間はプログラミングに集中すべきだった」とする。今回は、既に夏以降の開催も決まっており、準備段階に応じて参加するタイミングを計れそうだ。今回はIMJの協力を得ることで、開発やインフラのサポートを受けやすくしているという。

 このところ、国内外で起業支援のプログラムが増えつつあるが、その違いとしては、IMJグループによりデザイナーのサポートデスクが用意されるほか、アプリ開発、経営、集客、広報の支援が得られること、週次全体ミーティングと懇親会を通じたスタートアップ企業間のノウハウを促進することを挙げている。