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 既報の通り、米マイクロソフトは2012年2月9日(米国時間)、次期OS「Windows 8」(開発コード名)のARM版(Windows on ARM、WOA)の詳細を発表した(関連記事)。Windows 8が米インテルや米AMDなどの「x86系CPU」だけでなく、英アームのライセンスに基づく「ARM系CPU」(SoC)にも対応することは、2011年1月の「2011 International CES」で公表していたが、その具体的な中身を明かしたのは初めてのことだ。ここでは、そのポイントを確認するとともに、その意味を考えてみる。

 同社はARM版のWindows 8について、2011年9月に開催した開発者会議「BUILD」に続き、2012年1月の「2012 International CES」の場でも詳細を語らなかった。これまで同社が明らかにしていたのは、「Windows 8向けのメトロスタイルアプリ(Metro style app)は、x86版とARM版の両方で動く」ということくらい。ARM版Windows 8を搭載したタブレット端末を使ってメトロスタイルアプリを動かしてみせることはあったが、WordやExcelなどのデスクトップアプリ(Desktop app)をARM版で動かすデモは、2011年1月の最初のデモ以来、ほとんど見せていなかった。そのため、インターネット上では「開発が遅れているのでは?」ともささやかれ、また「x86版向けに作られた既存のデスクトップアプリはARM版でも動くのか?」という疑問を中心に、さまざまな憶測が流れていた。今回の発表は、こうした疑問に正式な解を与えるものだった。

ARM版Windows 8をデモする米マイクロソフトの担当者。左下に並んでいるのが、ARM版Windows 8を搭載したタブレット端末の試作機(同社公式ブログより引用、以下同じ)
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