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 シェイズ・コミュニケーションは2012年2月16日、米Symplifiedのクラウド向けのシングルサインオン(SSO)サービス「Symplified」の提供を開始した。複数のクラウドサービスと社内システムに対して、一つのIDとパスワードでログインする仕組みを導入できる。SAML(Security Assertion Markup Language)対応/非対応の両方のクラウドサービスなどでシングルサインオンを実現する。端末としてパソコンのほか、iPhone/iPadやAndroidといったスマートデバイスをサポートする。

 IDルーター(Identity Router)というゲートウエイソフトウエアが、端末とクラウドサービスおよび社内システムの認証処理を仲介する。ユーザーはIDルーターで定義したポータルサイトにアクセスする。そこでIDとパスワードを入力すると、管理下のクラウドサービスと社内システムにアクセスできる。IDルーターは必要に応じて、企業内の仮想化基盤上で稼働させる方法も選べる。

 システム利用者ごとに、管理下のクラウドサービスなどに対するアクセス制御を行うことも可能。ディレクトリサービスなどに記録した所属部署や役職などの属性情報を基に、特定のクラウドサービスやアプリケーションのみのアクセスをシステム利用者に許可することができる。

 シングルサインオンの連携設定は、専用管理ツールから行う。Google Apps、Salesforce.comといった主要なクラウドサービス、LDAPソフトウエアやActive Directory、Oracle Databaseといった主要なソフトウエアについては、連携設定用のテンプレートが用意されており、それを適用することで運用が可能になる。SAML非対応の場合はアプリケーションのログイン用Webフォームを解析して、連携設定を行うことができる。

 年間契約方式で1年、2年、3年契約を用意している。価格は非公開(推定価格は、システム利用者1人当たり300円から)。Symplifiedは、米コロラド州で2007年に設立された企業。ジェイズ・コミュニケーションは2011年12月、Symplifiedとディストリビューター契約を結んだ。