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写真1●渉外業務用スマートフォン(カシオ計算機製)
写真1●渉外業務用スマートフォン(カシオ計算機製)
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写真2●背面に通帳の読み取り機能を備える
写真2●背面に通帳の読み取り機能を備える
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 NTTデータとNTTドコモ、カシオ計算機は2012年2月17日、信用金庫の渉外業務に特化したスマートフォン「渉外業務用スマートフォン」の提供を開始したと発表した(写真1)。専用アプリケーションや3Gネットワークなどを組み合わせたソリューションとして販売していく。同日、城北信用金庫が第1号ユーザーとして全店で本格運用を開始した。

 同端末は、集金・預かり業務など信用金庫の渉外業務に使われている専用ハンディターミナルの機能と、スマートフォンの機能を1台に統合したもの。通帳の磁気ストライプを読み取るためのリーダーを本体に搭載しているのが特徴だ(写真2)。信用金庫の渉外担当者がハンディターミナルと業務連絡用の携帯電話をそれぞれ持ち歩く手間を減らし、全体の端末運用コストの削減も見込める。カシオ計算機が開発した。

 信用金庫の渉外業務支援システムとの間はNTTドコモの3Gネットワークを利用し、専用のゲートウェイサーバーを介してデータをやり取りする。この仕組みにより、口座残高や取引履歴などの情報を確認したり、口座印影を照会するといった業務を、外部からリアルタイムで実施できるようになる。端末に搭載する渉外業務用アプリケーションやゲートウェイについてはNTTデータが開発した。

 さらにこの端末は、NTTドコモの「スマートフォン遠隔制御サービス」にも対応している。端末の遠隔ロックやデータ削除、デバイスの利用制限などの機能を揃え、管理者が端末を一元管理するための専用Webサイトを用意する。NTTドコモが端末の遠隔制御を代行するオプションサービスもある。このほかネットワークのセキュリティ向上のため、「ビジネスmoperaアクセスプレミアム FOMAタイプ」も合わせて提供する。同サービスを利用すると、NTTドコモ網と信用金庫側のゲートウエイサーバーの間をインターネットではなく直接接続する形態になる。

 端末・ソリューションの価格は個別見積もり。3社は2014年度末(2015年3月末)までに販売1万台を目指す。