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 米Dellが現地時間2012年2月21日に発表した2012会計年度第4四半期(2011年11月~2012年1月)の決算は、売上高が160億3100万ドルで前年同期から2%増加した。会計原則(GAAP)ベースの純利益は7億6400万ドルで同18%減少。1株当たり利益は同10%減の0.43ドルだった。

 非GAAPベースの場合、純利益は前年同期比10%減の9億1300万ドル、1株当たり利益は同4%減の0.51ドルとなる。

 分野別の業績を見ると、大企業向けの売上高は前年同期比5%増の49億ドルで過去最高を記録した。特にサービス関連が好調で同18%成長した。中小企業向けは同6%増の40億ドル。公益事業向けは米国と西欧の不調が響いて同1%減の39億ドルだった。消費者向けは米国の不振が他の地域の成長を相殺し、同2%減の32億ドルにとどまった。

 製品カテゴリー別の売上高は、モビリティ製品が49億ドルで前年同期比1%増加した。デスクトップパソコンは36億ドルで同3%増加。ソフトウエアと周辺機器は26億ドルで同4%減少した。サーバーおよびネットワーキング関連は同6%増の22億ドル、サービス関連は同12%増の22億ドル、ストレージは13%減の5億ドルだった。

 地域別では日本を含むアジア太平洋地域が前年同期比10%増収、EMEA(欧州/中東/アフリカ)が同8%増収、米大陸が同3%減収となった。

 2012会計年度通年(2011年2月~2012年1月)の売上高は前年度比1%増の620億7100万ドル、GAAPベースの純利益は同33%増の34億9200万ドル、1株当たり利益は同39%増の1.88ドルだった。非GAAPベースの純利益は同27%増の39億5200万ドル、1株当たり利益は同34%増の2.13ドルとなった。

 今後については、2013会計年度第1四半期(2012年2~4月)の売上高が前期と比べ約7%減少するとの予測を示した。

 なお、アナリストらは第4四半期の売上高を159億6000万ドル、非GAAPベースの1株当たり利益を0.52ドルと予測していた(米CNET News.comの報道)。決算発表を受けて、Dellの株価は時間外取引で5.05%下落し17.29ドルを付けた。

[発表資料(プレスリリース)]
[財務諸表(PDF文書)]