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 米パソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)は、2012年2月22日に発表した2012会計年度第1四半期(2011年11月~2012年1月)決算について、メグ・ホイットマンCEO(最高経営責任者)が電話会見を開いた(関連記事)。同期の売上高は300億3600万ドル(前年同期比7%減)、純利益は14億6800万ドル(同44%減)だった。昨年9月に就任したばかりのホイットマンCEOは会見の冒頭で、世界の各拠点で社員集会を開いていることや、7000もの法人顧客を招いて説明会を開いたこと、さらに80の主要顧客を自ら訪問したことを述べて、社の前進を強調した。

 また今後のHPの経営方針として「挑戦を続けて好機を見つける。利益を優先すること。長期的な視点を大切にする」ことを表明した。

 証券アナリストから減収や減益の理由を聞かれると、ホイットマンCEOは「ハードディスクドライブ(HDD)の調達が期待より30%も足りなかったことで、競争力を発揮できなかった」とした。また「イノベーションやマーケティングに力を入れているが、円高によって円取引によるコストが増大しており収益に大きな影響を与えている。特にレーザージェットプリンターの取引は円が中心」と話した。

 ホイットマンCEOは「各事業部門長が交流を増やしており、チーム力を発揮して強さを高める。一丸になっているところが、前の経営陣と違う点」と経営刷新を強調している。