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写真1●スマートフォンの画面を車載機に映す「Samsung Car Mode」
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写真2●Samsung Car Modeの説明パネル
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写真3●OBDの情報をBluetoothでスマートフォンに送る「Samsung Smart Driving」
写真3●OBDの情報をBluetoothでスマートフォンに送る「Samsung Smart Driving」
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 韓国Samsung Electronics社は「Mobile World Congress 2012」(スペイン・バルセロナ市、2012年2月27日~3月1日)において、トヨタと共同開発した二つのシステムを展示している。

 一つは「MirrorLink」を使ったシステム。MirrorLinkはスマートフォンの画面を車載機に転送する仕様である。フィンランドNokia社が主導して開発したもので、現在は自動車メーカーなどが加盟する「Car Connectivity Consortium」 で仕様化されている。Samsung社はMirrorLinkを使ったサービスを「Samsung Car Mode」という名称で展開する。展示したシステムでは車載ディスプレイ装置とスマートフォンをUSBで接続し、スマートフォンの画面を車載機側に転送して表示していた。車載機のマイクを使って音声による操作も可能である。展示システムでは車載機はトヨタ側、スマートフォンをSamsung社が用意した。2012年第2四半期に市場に投入する計画だという。

 もう一つのシステムは、Bluetoothを使ってスマートフォンにCANのデータを送る「Samsung Smart Driving」。OBD IIに接続するBluetoothモジュールと、スマートフォンからなる。OBD IIからの情報をBluetooth経由で、スマートフォンに取り込み、車両の状態の表示やカー・ナビゲーション、メンテナンス情報の収集などを行う。韓国では1月からカローラに装着してサービスを開始している。既に200台で稼働しているという。日本においても、トヨタ自動車は、プリウスPHVにCAN-BTというCAN情報をスマートフォンにBluetoothで送信する仕組みを用意している。この韓国版と言えそうだ。