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 2月27日よりスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2012」(MWC2012)では、NokiaとZTEから新しいWindows Phone端末が発表された(写真1)。これらの新端末に共通しているのは、OSとして新たに「Windows Phone Tango」を搭載する点だ。Nokiaブースの展示機には開発中のTangoとみられるOSが搭載されており、表示言語として日本語にも対応していた(写真2)。

写真1●Windows Phone Tangoを搭載したNokia Lumia 610
写真1●Windows Phone Tangoを搭載したNokia Lumia 610
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写真2●表示言語を日本語にしたWindows Phone Tango(画面は開発中のもの)
写真2●表示言語を日本語にしたWindows Phone Tango(画面は開発中のもの)
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 Tangoは開発コードネームで、現行のWindows Phone 7.5(コードネーム: Mango)に続くアップデートとして知られていた新バージョンになる。今回のMWCで初めて、開発中のビルドが一般に公開された形となる。

 ここではMWCに展示されていた搭載端末を基に、Windows Phone Tangoのアップデート内容や日本語版の画面を紹介してみたい。

バージョン番号は7.5のまま

 これまで、Windows Phone Tangoの製品バージョンは「7.6」や「7.7」になると噂されていた。だが、MWC2012で確認した時点では、Mangoと同じ「7.5」となっている。複数のブース担当者に確認したところ、TangoはWindows Phone 7.5のマイナーバージョンアップと位置付けられており、製品名は変わらないのではないかという回答を得た。

 ちなみに、Windows Phone 7.5の内部バージョンはWindows Phone OS 7.1だが、こちらに関しては変わる可能性もあるという。実際、Tangoに対応したSDKのテクニカルプレビュー版では7.1.1というバージョンがリリースされている。ただし、この部分はエンドユーザーにとっては関係のない変更といえるだろう。

 Nokiaが発表した新端末「Lumia 610」(関連記事:新Windows PhoneなどNokiaの新端末についての詳細)は、600番台という型番が示すようにローエンドに位置付けられる端末だ。このLumia 610は、単純に安価なWindows Phone端末というわけではない。正確に言うと、初めての「廉価版」Windows Phone端末となる。