PR
写真1●ブロケードコミュニケーションズシステムズ、エンタープライズシステムエンジニアリング部、部長の村田眞人氏
写真1●ブロケードコミュニケーションズシステムズ、エンタープライズシステムエンジニアリング部、部長の村田眞人氏
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●CX6430-48Pの外観
写真2●CX6430-48Pの外観
[画像のクリックで拡大表示]

 ブロケード コミュニケーションズ システムズは2012年3月8日、拠点向けエッジスイッチの運用を容易にする二つの拡張機能について発表した。2013年にソフトウエアのアップグレードで対応する。これを適用すると、互いに機能が異なるスイッチを組み合わせてスタックを構成できるようになるほか、異なるフロアに設置した複数のエッジスイッチ群を一元管理できるようになる。

 一つ目の拡張は、同社がラインアップしている異なるシリーズのエッジスイッチを混在させてスタックを構成し、上位シリーズが備えるソフトウエア機能をスタック全体で利用できるようにする「ミックス&マッチスタッキング」機能。例えば、安価なレイヤー2(L2)スイッチ3台で構成したスタックに高機能なレイヤー3(L3)スイッチ1台を追加することで、全体で4台分の物理ポートを備えた高機能なL3スイッチとして利用できるようになる。

 二つ目の拡張は、拠点内の各フロアに独立して設置しているエッジスイッチ群を単一のコンソールから一元管理するための「シングルポイントマネジメント」機能。個々のエッジスイッチ群(スタック)に対して個別にログインすることなく、1台の代表スイッチ(代表IPアドレス)にログインした状態で、全スイッチに対するCLI(コマンド・ライン・インタフェース)ベースのコンフィグ設定を施すことができる。設定内容は、必要に応じてスイッチ間で同期する。

 同社では、ミックス&マッチスタッキング機能によってネットワーク機器の導入コストが減り、シングルポイントマネジメント機能によって運用管理コストが減る、としている。特にミックス&マッチスタッキング機能は有効という。「最初は低機能で安価なスイッチを導入しておき、必要に応じて高機能で高価なスイッチを後から追加できる。こうしても、購入済みのスイッチが無駄にならない」(エンタープライズシステムエンジニアリング部長の村田眞人氏、写真1)。

L2専用などエッジのエントリー製品を近日出荷

 今回の拡張機能の発表に合わせ、拠点向けエッジスイッチのエントリー製品「Brocade ICX 6430シリーズ」(4モデル)および「Brocade ICX 6450シリーズ」(4モデル)も発表した(写真2)。いずれも3月19日に出荷する。参考価格は、L2スイッチのICX 6430が1295ドルからで、L2/L3スイッチのICX 6450が2695ドルから。いずれも、既存の上位シリーズ(ICX 6610シリーズおよびBrocade FCX-Sシリーズ)とともに、2013年以降、上述の拡張機能を利用できるようになる。

 新製品8モデルの概要は、以下の通り。Brocade ICX 6430は、単体ではL2専用のスイッチで、アップリンク兼スタックポート(4ポート)の帯域が1Gビット/秒(SFP)のシリーズ。一方のBrocade ICX 6450は、L2/L3兼用スイッチで、アップリンク兼スタックポート(4ポート)の帯域が10Gビット/秒(SFP+)のシリーズ。いずれのシリーズも、ホスト収用ポート数は1000BASE-T×24または48で、PoE対応モデルも用意している。