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 ソーシャルゲーム大手の米Zyngaは現地時間2012年3月21日、人気のモバイル向けお絵かきゲーム「Draw Something」の開発元である米OMGPOPを買収したと発表した。

 OMGPOPは今後Zyngaのもとでモバイル関連知的財産の構築に注力するほか、既存のソーシャルゲームの提供も継続する。引き続き本社をニューヨークに置き、Zyngaの最高モバイル責任者であるDavid Ko氏の直属となる。

 OMGPOPは2006年に「iminlikewithyou」の名称でゲームファン向けソーシャルネットワークを立ち上げ、2009年にソーシャルゲームサイト「OMGPOP.com」を開設した。35種類以上のソーシャルゲーム開発を手がけ、2012年2月にリリースしたDraw Somethingはこれまで3500万回ダウンロードされている。同ゲームは米Appleのモバイルアプリケーション配信/販売サービス「App Store」において84カ国でワードゲーム部門の首位に立った。

 両社は買収金額などの詳細な条件については明らかにしていないが、米メディア(Wall Street Journal)はZyngaが2億~2億5000万ドルを支払ったと報じている。

 Zyngaは2011年12月に新規株式公開(IPO)を実施した。上場後初の決算報告によれば、2011年第4四半期の売上高は前年同期比59%増の3億1120万ドルで、会計原則(GAAP)ベースの最終損益は4億3500万ドルの赤字(希薄化後の1株当たり損失は1.22ドル)だった(関連記事:Zyngaが上場後初の決算、2011年Q4は59%増収)。同社はこれまで「Facebook」サイト向けゲームを中心に手がけていたが、Facebook依存からの脱却を図り、独自のゲームサービス「Zynga Platform」を展開することを今月初めに発表している(関連記事:ソーシャルゲームのZynga、Facebook依存から脱却へ)。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]