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 米Yahoo!は現地時間2012年3月29日、個人情報管理手段「Do Not Track」を初夏までに全面導入すると発表した。同社の世界ネットワーク全体にわたってDo Not Trackヘッダーを利用可能にする。導入対象には、同社傘下のオンライン広告オークション事業Right Mediaとターゲット型オンライン広告技術のinterclickも含まれる。

 Do Not Trackはインターネットユーザーがオンライン行動の追跡を拒否できるようにするための手段。米連邦取引委員会(FTC)はプライバシー保護の枠組み提案に同手段の採用を盛り込んでおり、3月26日に発表した最終報告書では「2012年末までに効果的で使いやすいDo Not Trackオプションを消費者に提供できるようになると確信している」との見解を示した(関連記事:FTCがプライバシー保護の報告書、データブローカー向け法整備など追加)。

 Yahoo!はDo Not Trackのサポートを以前より表明しており、昨年からDo Not Trackヘッダーの開発を進めていた。同ヘッダーはオンライン広告関連の企業400社からなる組織Digital Advertising Alliance(DAA)の原則に準拠しているという。

 Do Not Trackは米Mozillaの「Firefox」、米Appleの「Safari」、米Microsoftの「Internet Explorer」などのブラウザーがすでに実装しているほか、米Googleは年内に「Chrome」ブラウザーに搭載することを表明している(米CNET News.comの報道)。

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