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 米Googleは現地時間2012年4月5日、電子書籍サービス「Google eBooks」におけるリセラー向けパートナープログラムの停止について発表した。2013年1月末をもって終了する。

 Googleはプログラム終了の理由を、「当初見込んだほど関心を集めることができず、明らかに多くの読者や書店のニーズに対応していないと判断した」と説明している。

 Google eBooksは、Webアプリケーションのほか、「Android」や「iOS」を搭載したモバイルデバイス、ソニーや米Barnes & Nobleなどの他社製電子書籍閲覧端末など、さまざまなプラットフォームで電子書籍を読めるようにすることを目指して2010年の12月に開始された(関連記事:Google、電子書籍販売サービス「Google eBooks」を開始)。サービス開始とともに開設された電子書籍販売サイト「Google eBookstore」は、今年3月に新しいデジタルコンテンツ配信サービス「Google Play」に統合されており(関連記事:Googleが「Google Play」を発表、Android Marketや音楽・電子書籍配信を集約)、今後も電子書籍の販売および配信を続ける。

 Googleは、同プログラムのパートナー16社と今後数カ月にわたって移行に関して密に協力するとしている。また、書店はGoogle書籍検索の「Buy this book(この書籍を購入)」セクションで引き続き優先表示されるほか、アフィリエイトプログラムのサポート対象として無償の「Books API」へのアクセスも提供される。

 Googleは同プログラムの結果に満足しなかったようだが、米国の書店関連団体American Booksellers Association(ABA)に所属する350以上の書店が同プログラムを通じてWebサイトで電子書籍を販売しており、国内の独立系書店は幅広い関心を寄せていたと、米メディア(CNET News.com)は報じている。

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