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 米携帯電話業界団体のセルラー通信工業会(CTIA)と米連邦通信委員会(FCC)は現地時間2012年4月10日、業界と政府が協力してスマートフォンの盗難抑止と消費者データの保護に取り組むと発表した。盗まれたスマートフォンのデータベースを作成して不正使用の防止に役立てる。

 同取り組みには、米AT&T、米T-Mobile USA、米Verizon Wireless、米SprintなどのCTIA加盟キャリアーが参加する。盗難スマートフォンの固有識別番号を記録したデータベースを作成し、盗難届けが出されたスマートフォンを再アクティベートしたり、サービスにアクセスしたりできないようにする。盗難端末の接続を困難にすることで、盗難抑止につなげる。2012年10月31日までのデータベース導入を目指し、2013年11月30日までにはLTE対応スマートフォンを含む共通データベースを構築する。

 また、スマートフォンベンダーはパスワード保護によるロック機能が利用できることを端末のアクティベーション時またはアクティベーション後に通知する、ロック機能に関する情報をユーザーガイドあるいはオンラインヘルプで提供するなどしてユーザーの啓発に努める。通知機能の実装は2013年4月30日を目処とする。

 さらに無線通信事業者は、スマートフォンが盗まれた場合にリモートで端末のロック、位置特定、データ消去を行えるアプリケーションがあることを、テキストメッセージや電子メールなどを介して消費者に知らせる仕組みを2013年4月30日までに導入する。

 そのほか、業界全体の消費者教育キャンペーンを、公共広告やWebサイト、ソーシャルメディアなどを使って展開する。2012年7月1日までに開始したいとしている。

[発表資料(CTIAのプレスリリース)]
[発表資料(FCCのプレスリリース)]