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 米Googleが無線LANを通じて個人情報を収集していた問題で、米連邦通信委員会(FCC)は同社に2万5000ドルの罰金を支払うよう命じたと、複数の米メディア(New York TimesBusinessweekCNET News.comなど)が現地時間2012年4月14日に報じた。

 Googleは、2007年から2010年にかけて地図表示/検索サービス「Google Maps」の「ストリートビュー」機能に使う画像を撮影する車両でWi-Fiネットワークから個人情報を収集していたことが2010年前半に発覚。Googleは、意図的ではなく「手違いによるもの」で、収集データを同社製品に利用したことはないと説明した。この問題については米連邦当局や州当局のほか、ドイツや韓国など各国の当局が調査に乗り出した(関連記事:Google、Street View車両でパスワード情報なども取得したことを認める)。

 FCCは調査の結果、Googleの主張を認め、違法性はないと判断したものの、Googleが意図的に調査を妨害して進行を遅らせたとして罰金を科した。FCCの情報提出要請に対してGoogleは十分な資料を揃えなかったり、関係者を特定することを拒んだりしたという。

 Google広報担当者は「われわれは調査を通じて誠実に対応し、FCCの質問に答えた。当社が法に準じているとFCCが判断したことを嬉しく思う」との声明を発表している(米Wall Street Journalの報道)。

 なおFCCの資料(PDF文書)によると、カナダ、フランス、オランダなどの当局は、Googleの個人情報収集行為を違法と認定している。