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画面●SilkPerformer 9.0の画面
画面●SilkPerformer 9.0の画面
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 マイクロフォーカスは2012年4月16日、負荷テストツールの新版「SilkPerformer 9.0」(画面)を販売開始した。4月24日に出荷する。新版では、別途Webブラウザーのプラグインなどを利用することなく、SilkPerformer単体で、モバイル端末などのWebアクセスをキャプチャ/記録できるようにした。

 SilkPerformerは、負荷テストツールである。WebアクセスやDBアクセスなどのC/S(クライアント・サーバー型)通信をシミュレートする。クライアントのリクエストを模倣した仮想ユーザーからサーバーに対してリクエスト負荷をかけ、レスポンス(応答時間)を計測する仕組み。仮想ユーザー数を段階的に増やしながら、サーバーが負荷に耐えられるかどうかを事前にテストできる。テスト結果は、サーバーの増強やチューニングに利用する。

 新版では、仮想ユーザーが実行するスクリプト(サーバーへのアクセス内容を記録/記述したもの)を、SilkPerformerだけで生成できるようにした。具体的には、SilkPerformerの内部に、モバイル端末やパソコンのシミュレータを内蔵した。従来、モバイル端末のアクセスを記録するためには、SilkPerformerとは別にWebブラウザーを用意し、モバイル端末などを模倣するプラグインを利用する必要があった。

 新版ではまた、Webブラウザーを実際に動作させるテストを強化した。例えば、指定した位置やマウスボタンを使ってDOM要素をクリックできるようにした。ファイルのダウンロードやJavaScriptエラーの記録/表示もできる。Webブラウザー以外では、JavaアプリケーションがHTTP(Web)でオブジェクトをやり取りするJava Object Serializationを記録/再現するテストをできるようにした。

 エディション構成と、最小構成である仮想50ユーザー時の価格(税別)は、以下の通り。(1)「Web VU」は、テストの対象をWebアクセスに限定した下位版である。価格は、312万円。(2)「Standard VU」は、Web VUの機能上位版で、データベースアクセスなどを含めた一般的なC/S通信のリクエストを模倣できる。価格は、390万円。(3)「Premium VU」はStandard VUの機能上位版で、独SAPや米Oracleの業務アプリケーション、メインフレーム、米Citrix Systemsの画面情報端末などを模倣できる。価格は、468万円。

 また今回同時に、SilkPerformerと組み合わせて利用できるテスト工程管理ツールの新版「SilkCentral Test Manager 12.0」も出荷した。新版では、手動テストを各担当者に割り当てる機能など、テストの進捗を管理する機能を強化した。価格は、同時使用ライセンスで1ユーザー78万円など。