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 米Microsoftは現地時間2012年4月16日、放送関連の展示会「NAB」においてクラウドベースのメディア配信サービス「Windows Azure Media Services」を発表した。Microsoftの製品だけでなく、他社のプラットフォームを搭載した各種端末を含め、あらゆるデバイスに対応したメディア制作、管理、配信を簡素化するとしている。

 Windows Azure Media Servicesは、コンテンツプロバイダーやメディア関連企業が優れたコスト効率で大容量のデジタルメディアをクラウド上に保存および管理し、多彩なフォーマットで提供することが可能。Microsoft Smooth Streaming、HTTP Live Streaming、Flashといったフォーマットをサポートし、Microsoftのゲーム機「Xbox 360」、モバイルプラットフォーム「Windows Phone」、パソコンOS「Windows」のほか、非Microsoftプラットフォームのスマートテレビやセットトップボックス(STB)、米Appleの「Mac OS X」「iOS」、米Googleの「Android」に向けたメディア配信を行える。

 カナダDigital Rapids、フランスATEME、米Dolby Laboratoriesのコンテンツ圧縮技術、米Asperaの高速伝送技術、米BuyDRMやオランダCivolutionのコンテンツセキュリティ技術、米Wowza Media Systemsのオンデマンドストリーミング技術などを組み合わせ、カスタムなメディアワークフローの構築も支援する。

 またMicrosoftは、メディア企業向けの手引き「Broadcast Reference Architecture」を公開(PDF文書)した。メディア企業がクラウド環境に移行することにより、システム性能管理の強化を実現するための参照アーキテクチャを提案する。

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