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 米Amazon.comのクラウドコンピューティング事業Amazon Web Services(AWS)はインターネットにおける影響力を増しており、「Amazonはクラウドとほぼ同義語」と言えるほど重要な存在になっている。こんな調査結果を米DeepField Networksが現地時間2012年4月19日に発表した。

 DeepFieldが複数のISPと協力し、北米を中心とした数百万人のインターネットユーザーのトラフィック数週間分を分析したところ、全インターネットユーザーの3分の1が毎日1回以上、AWSインフラを利用したWebサイトを訪問していた。

 また、北米の全インターネットトラフィックの1%がAWSインフラと通信していることが分かった。DeepFieldは1%という数値について、Amazon.comが米Googleのようにビデオ配信サービスを運営していないことを考えると、AWSインフラが幅広く利用されていることを示すものだと分析している。DeepFieldによれば、Google傘下のビデオ共有サービス「YouTube」の2010年におけるトラフィックは全体の6%だった。

 AWSのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービス「Amazon CloudFront」と開発者向けストレージサービス「AmazonSimple Storage Service(S3)」は好調に伸びており、今やAmazon.comは米Akamai、米Limelight Networks、米Level3に次ぐ第4位のCDNプロバイダーとなっている。

 AWSインフラを最も利用しているWebサイトはインターネットの信頼性向上を目指す非営利団体TRUSTeのサイト「truste.com」で、AWSインフラと通信するトラフィックの20.7%が同サイトに向かっていた。オンライン映画レンタルサービス「Netflix」(9.1%)、ストレージサービス「Dropbox」(6.3%)、写真共有サービス「Instagram」(4.6%)や「Pintrest」(7.5%)といった人気の高いオンラインサービスも、AWSインフラを利用している。

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