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 米Googleは現地時間2012年4月21日、一部製品およびサービスの終了を発表した。同社は昨年より独自SNS「Google+」など主力事業に注力するために、既存製品やサービスの整理統合を進めている。今回の“大掃除”にはGoogleサービスとモバイルデバイス間を同期する「Google Sync」のBlackberry向けアプリケーションなどが含まれる。

 「Google Sync for BlackBerry」は2012年6月1日にサポートを中止する。すでに同アプリケーションをインストールしているユーザーは引き続き使用できるが、新規のダウンロードは行えなくなる。

 また、チャットサービス「Google Talk」のモバイルWeb用アプリケーションの提供を終了する。引き続き使用を望む既存ユーザーには、Android端末向けに提供するGoogle Talkのネイティブアプリケーションを使うことを、他のOS搭載端末ではXMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)対応アプリケーションを使うことを勧めている。

 そのほか、米国内のインフルエンザ流行地域を地図上で示すサービス「Google Flu Vaccine Finder」を閉鎖し、同様の機能を、伝染病などに関する情報サイト「HealthMap」の新サービス「HealthMap Flu Vaccine Finder」で提供する。また、閲覧中のWebページに関連するリソースへのリンクを表示する実験的機能「Google Related」は数週間以内に停止する予定。ニュースパブリッシャー向けのコンテンツ決済サービス「Google One Pass」はすでに提供を中止しており、今後パブリッシャーと協力して新たなツールを構築する。

 特許検索ホームページ「Patent Search」は同社の検索サービス「google.com」にリダイレクトされる。同社は過去数カ月かけて、google.comでの特許検索性能の向上を図ったという。

 さらに、デジタル写真編集/管理ソフトウエア「Picasa」のLinux版の開発を中止する。既存ユーザーは使用を継続できるが、アップデートは実施されない。オンラインアルバム「Picasa Web Albums」の画像アップローダー「Picasa Web Albums Uploader for Mac」およびプラグイン「Picasa Web Albums Plugin for iPhoto」の提供も取りやめる。既存ユーザーは引き続き使用可能だが、同社はMac版Picasaソフトウエア「Picasa 3.9 for Mac」に切り替えることを勧めている。

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