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 The Linux Foundationは2012年4月23日、国際技術会議「LinuxCon Japan 2012」のプログラムを発表した。学生が世界のトップカーネル開発者たちを前に自分たちの開発成果を発表するトラック「Linux Community 101 For Students」を今回初めて設ける。

 The Linux FoundationはLinus Torvlads氏がフェローとして所属する非営利のLinux推進団体。LinuxConは、The Linux Foundationが主催する国際技術会議である(関連記事:Linusが語るカーネル3.0と、災害に立ち向かうオープンな協業の力 - LinuxCon Japan 2011 レポート)。「LinuxCon Japan 2012」は、2012年6月6日から8日にかけ横浜で開催する。日本での開催は4回めとなる。

 Linux Community 101 For Studentsは、学生が世界のカーネル開発者たちを前に自分たちの開発成果をプレゼンテーションし、意見を交わすトラック。「世界のトップカーネル開発者とごく近くで接するだけでなく、自らが書いたコードをレビューしてもらい助言を受ける、学生達にとって貴重な機会となる」(The Linux Foundation ジャパンディレクタ 福安徳晃氏)。LinuxCon Japanには先着50名の学生がLinux Community 101 For Studentsだけでなく、すべての基調講演とセッションを無料で聴講できる。

 LinuxCon Japan 2012の基調講演には、SCSIサブシステムのメンテナであるJames Bottomley氏、Stable Kernel TreeおよびLong Term Support InitiativeのメンテナであるGreg Kroah-Hartman氏、NEC OSS推進センター センター長の柴田次一氏らが登壇する。またモバイル向けLinux OS「Tizen」(関連記事)のミニサミットも開催される。

 The Linux Foundationでは「日本や他のアジア諸国から世界に向けてLinuxやOSSに関する技術や取り組みを発信する発表が、例年以上に増えている。これまでのLinuxCon Japanが『世界から学ぶ』場所であったのに対し、今年のLinuxCon Japanは『世界へ発信する』場所という意味合いが強いものになっている」(福安氏)としている。