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写真1●Windows&Windows Live担当プレジデントのスティーブン・シノフスキー氏
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写真2●メトロアプリで「Windows Dynamics CRM」を使う
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写真3●シャープの「BIG PAD」でWindows 8を動作
写真3●シャープの「BIG PAD」でWindows 8を動作
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 「キーボードでもマウスでもタッチ操作でも使える、『妥協なきOS』を目指した。Windows 8でOSをReimagined(再創造)する――」(Windows & Windows Live担当プレジデントのスティーブン・シノフスキー氏)。

 2012年4月24日、米マイクロソフトが都内で開催した開発者イベント「Windows Developer Days」の基調講演で、シノフスキー氏(写真1)がWindows 8の新機能を披露した。ゲーム用の高性能パソコンから携帯型タブレット端末まで、幅広い仕様のパソコンに一つのOSで対応するのがWindows 8のコンセプトという。

 基調講演では、2月29日に公開されたWindows 8のCosumer Preview版を使い、シノフスキー氏と日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows本部の藤本恭史本部長が動作デモを見せた。具体的には、メトロアプリとストレージサービス「SkyDrive」などクラウドとの連携機能、メトロアプリ共通のシステムメニュー機能「Charm」、メトロアプリ間連携などを披露した。

 シノフスキー氏が今回の講演で特に強調していたポイントは二つある。一つは、Windows 7との後方互換性である。「(x86版の)Windows 8は、Windows 7をベースに開発された。Windows 7で動作するアプリはすべて利用できる」(シノフスキー氏)。Windows 7用のアプリは、メトロアプリ用のメトロUIではなく、デスクトップ画面から利用できる。アプリの起動プロセスを見直すことで、Windows 7と比べてアプリの起動時間を短縮したという。

 もう一つは、企業向け機能の強化である。

 藤本本部長は講演で、企業用途に適した機能として、Windows 8の環境をUSBストレージに入れてまるごと持ち運べる「Windows To Go」を紹介した。任意のパソコンにUSBストレージを挿してリブートすれば、USB経由でWindows 8を起動できる。これにより、場所にとらわれず、会社と同じ環境で業務を継続できるという。セキュリティ確保のため、USBストレージを取り外すと画面がロックし、60秒後には強制的にシャットダウンする。

 メトロアプリの企業向け応用例として、業務システム「Microsoft Dynamics」のサンプルアプリを紹介した(写真2)。アプリを通じて仕事の進捗を一括で把握でき、承認処理も行える。「メトロスアプリは、データをビジュアルに表示することに優れる」(シノフスキー氏)ことから、企業システムのフロントエンド用アプリとの親和性が高いという。

 このほか「Windows 8搭載機のなかで最もクールなパソコン」(シノフスキー氏)として、シャープのタッチディスプレイ「BIG PAD」を挙げた。「会社の役員室に置くと便利そうだ」(シノフスキー氏)。このBIG PADを使い、両手によるピンチ動作で地図をズームアップさせるデモを披露した(写真3)。