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 宇宙研究開発の新興会社である米Planetary Resourcesは現地時間2012年4月24日、地球近傍小惑星(NEA:Near-Earth Asteroids)の資源採掘計画を発表した。同社には、米Google最高経営責任者(CEO)のLarry Page氏や会長のEric E. Schmidt氏などが出資している。また映画監督のJames Cameron氏が顧問に名を連ねている。

 Planetary Resourcesは、2009年にEric Anderson氏とPeter H. Diamandis氏がワシントン州ベルビューに立ち上げた。低コストのロボット探査機開発を手がけ、最終的に小惑星開発事業の展開を目指す。まず低軌道衛星「Arkyd-100 Series」で対象とする地球近傍小惑星を絞り、続いて探査機「Arkyd-300 Series」でより詳しい調査を行う。

 同社の説明によれば、500メートルの小惑星には、カナダPlatinum Group Metalsがこれまで採掘してきた総量と同等のプラチナ鉱脈が眠っている可能性がある。また、確認されている約9000個の地球近傍小惑星のうち、エネルギー的に月と同様に到達しやすい小惑星は1500個以上にのぼるという。

 Planetary Resources社長兼チーフエンジニアのChris Lewicki氏は、「当社の指命は、世界の資源基盤を拡大するだけでなく、コスト効率の高いシステムを開発することによって、人々がいっそう地球と太陽系に対する理解を深め、活用できるようにすることだ」と述べている。

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