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写真1●desknet's on Cloud powered by Amazon Web Servicesの画面
写真1●desknet's on Cloud powered by Amazon Web Servicesの画面
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 ネオジャパンは2012年5月8日、Web型グループウエア「desknet's」の新サービス「desknet's on Cloud powered by Amazon Web Services」(写真1)を提供開始した。システム基盤にパブリッククラウドを利用することで、既存のSaaS版と比べて利用料金を下げた。初期費用を無料にしたほか、1ユーザー当たりの月額費用を20%以上減らし、標準プランで380円(税別、以下同)とした。

 desknet'sはWeb型グループウエアである。恒久型のソフトウエアライセンスを販売するパッケージ版のほかに、インターネットを介して月額制で利用できるSaaS版を用意している。同社はこれまで、自前のシステム基盤を使ったSaaSサービス群「Applitus」を介して、SaaS版のdesknet'sを提供してきた。これに対して、今回追加した新サービスでは、基盤としてパブリッククラウドのAmazon Web Services(AWS)を利用する。Applitus版と今回のAWS版は並存して提供する。

 AWS版では、Applitus版に比べて、価格を安くした。例えば、社員300人以下を想定した「スタンダード版」の場合、1ユーザー当たりの月額費用は、Applitus版の500円に対してAWS版は380円と、20%以上安くなる。さらに、AWS版では、ユーザーごとの月額費用だけで利用できる。これに対してApplitus版では、ユーザーごとの月額費用とは別に、システム基盤にかかる基本料金として、初期費用5万円と月額1万5000円が別途必要になっていた。

月額340円の廉価プランも用意

 AWS版ではまた、1ユーザー当たりのシステム性能(CPUコア数とメモリー容量)に応じて、四種類の契約プランを用意した。Applitus版では一種類だけだった。1ユーザー当たりの月額料金は、Applitus版と同様の使い勝手を維持した標準の「ベーシック」プランが380円であり、最も安価となる「ロー(2)」プランでは月額340円になる。

 Applitus版と同様、ファイルベースでデータを管理する「スタンダード版」のほかに、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)でデータを管理する「エンタープライズ版」を用意している。エンタープライズ版の価格は、ベーシックプランで1ユーザー当たり月額600円である。

 なお、ストレージ容量は、契約プランやスタンダード/エンタープライズ版の違いとは関係なく、1ユーザー当たり1Gバイトである。ストレージの追加料金は、20Gバイト当たり月額1000円となる。

既存ライセンスをIaaS上で利用するサービスも月額メニュー化

 さらに今回、AWSを使ったdesknet'sの新サービスとして、ユーザーが所有するパッケージ版のライセンスをAWS上で運用する「desknet's on Cloud(ライセンス持込型)」も料金メニュー化した。既存環境からの移行サービスは個別見積もりとなるが、AWSのIaaSシステム基盤を月額制で提供する。料金の目安は、最小構成(シングルコアCPU、メモリー1~2Gバイト、社員29人以下を想定)で、月額1万円。

 また、パッケージ版のdesknet'sを社内(オンプレミス)で利用している企業に向けて、desknet'sのデータをパブリッククラウドでバックアップするサービス「desknet'sバックアップサービス on Cloud」も用意した。HTTPSでデータを転送してバックアップする。価格は、バックアップ対象データ10Gバイト当たり年額1万円。利用するパブリッククラウドサービスは非公開となる。