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写真●NTTデータの山下徹社長
写真●NTTデータの山下徹社長
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 NTTデータは2012年5月8日、2012年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比7.7%増の1兆2511億円、営業利益は同2.7%増の804億円だった。一方、純利益は税制改正の影響を受け、同18.4%減の304億円となった。

 売上高を地域別で見ると、国内が1兆428億円、海外は2083億円となり、前期と比べて海外売上高が倍増した。低迷する国内事業を海外事業の伸びでカバーした格好だ。営業増益には、不採算案件の抑制と連結子会社の拡大が寄与した。

 NTTデータは同日、2013年3月期から4カ年の中期経営計画も発表した。記者会見した山下徹社長(写真)は「グローバルトップ5入りの実現のため、国内の大規模SI事業中心から、グローバルで多様なITサービスを効率的に提供する企業グループに進化する」と狙いを語った。「新規分野拡大・商品力強化」「グローバルビジネスの拡大・充実・強化」「全体最適の追求」の3つを注力分野とし、「2016年3月期にEPS(1株当たり純利益)を(2012年3月期比で85%増となる)2万円に引き上げる」(山下社長)という目標を掲げた。

 2013年3月期は連結売上高1兆2800億円(2012年3月期比2.3%増)、営業利益850億円(同5.7%増)となる見通し。山下社長は、「国内のITサービス分野はマイナス成長が続いていたが、今年は下げ止まり、プラスに転じる」と予想した。