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写真1●2012年3月期連結決算を説明する三田聖二社長
写真1●2012年3月期連結決算を説明する三田聖二社長
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写真2●SIM製品のアクティブ数は2012年3月末時点で22万4561回線
写真2●SIM製品のアクティブ数は2012年3月末時点で22万4561回線
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 日本通信は2012年5月11日、2012年3月期連結決算の説明会を開き、「2~3年後(2014年3月期か2015年3月期)に30億円規模の営業利益を狙う」(三田聖二社長、写真1)との目標をぶち上げた。

 2012年3月期実績の約10倍の水準だが、イオンをはじめ、NTT東西地域会社、ヨドバシカメラなど同社SIM製品を販売する大手パートナーが増えている。SIM事業は限界利益率が高く、現在の成長を維持できれば十分達成できるとの考えだ。

 2012年3月期の連結売上高は前年度比2.3%増の37億2400万円。SIM製品の出荷数は四半期当たり4万回線以上で安定してきており、アクティブ数は3月末時点で22万4561回線となった(写真2)。SIM事業の売上高は前年度比46%増えた。

 2012年3月期の連結営業利益は3億1000万円、純利益は9億9700万円。5期連続の赤字だったが、黒字に転換した。「期初予想は下回ったが、NTTドコモの接続料が合意通りであれば営業利益や経常利益、純利益で約8000万円の差額が出ていた。これを踏まえれば、ほぼ期初予想通りの業績を達成できた」(福田尚久専務CFO)。

 2013年3月期の連結業績予想は売上高が前年度比(2012年3月期比)39.6%増の52億円、営業利益が同234.5%増の10億4000万円、純利益は同1.2%増の10億1000万円。「SIM製品を販売する大手パートナーが今後も増えることを考えれば妥当な水準。通過点に過ぎない」(福田専務CFO)と強気の姿勢を示した。