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 台湾HTCは現地時間2012年5月16日、米Appleとの特許侵害訴訟の影響で同社製スマートフォン「HTC One X」および「HTC EVO 4G LTE」の米国向け提供が遅れることをWebサイトで明らかにした。米国際貿易委員会(ITC)の排除命令執行に伴う米税関当局の調査を受けているためで、HTCは同調査を「標準的なプロセス」と説明している。

 HTCは2011年12月に、Appleの特許1件を侵害したとしてITCから一部製品および関連ソフトウエアの米国への輸入差し止めを言い渡された(関連記事:ITC、HTCによるApple特許1件の侵害を認定、4月から輸入差し止め)。差し止め命令は4月19日より適用されている。

 HTCはすべての製品から問題の特許技術を取り除くことで対応するとしていた。HTC One XとHTC EVO 4G LTEはすでに対応措置を施した機種だが、調査を受ける必要があるという。

 米メディアの報道(New York Times)によると、一部のHTC One Xは差し止め命令適用前に米国に出荷され、米AT&Tが5月6日に販売を開始したが、現在AT&TのWebサイトでは「在庫切れ」表示になっている。また「HTC Evo 4G LTE」は米Sprintが5月18日の発売を予定しているが、間に合わない見込み。